[FreeBSD-users-jp 95804] Re: pkg autoremove の挙動について

"KAKIUCHI Masatoshi (垣内 正年)" masato @ itc.naist.jp
2016年 5月 13日 (金) 09:14:04 UTC


「直接導入した」「依存関係で導入された」は、automatic flag で管理されています。
「automatic flag = 1」かつ「reverse dependencies なし」のパッケージが pkg autoremove の対象となります。

  pkg autoremove -n
と
  pkg query -e '%a=1 && %#r=0' '%n-%v'
は同じパッケージを表示します。
すべてのパッケージの automatic flag を表示するには、例えば
  pkg query '%a %n-%v'
を実行します。

「依存関係で導入された」パッケージを「直接導入した」ことにして、自動削除されないようにするには、
  pkg set -A 0 pkg-name
として automatic flag を 0 に変更します。
逆に、
  pkg set -A 1 pkg-name
とすれば、「依存関係で導入された」ことになります。

On 2016-05-13, at 17:10, Tetsuya Ito <chaltier @ agate.plala.or.jp> wrote:

> 伊藤と申します。pkg autoremove の動作について教えて下さい。
> 
> pkg autoremove は、依存関係で導入されたパッケージが、依存先のパッケージが削除された際などで依存先が無くなった場合に、削除対象となるかと思いますが「直接導入した」「依存関係で導入された」など、どのように判断しているのでしょうか。
> これらの設定は手動で変更する事は可能でしょうか。
> 
> 例えば、mariadb100-server は rev415024 から openssl が依存関係となりましたが、rev415024 以前に mariadb100-server を導入しており、openssl は別で導入していた場合、mariadb100-server を rev415024 に portmaster 等で、アップグレードした後に、mariadb100-server を削除し、pkg autoremove を実行すると、openssl は削除対象となるのでしょうか。
> また、なんらかの設定を変更し、openssl を削除対象(依存関係で導入された)とする事は可能でしょうか。
> 
> お知恵をお借りできれば幸いです。
> 宜しくお願い致します。
> 
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