git: fe51c7012f - main - ja/handbook: Update bsdinstall chapter

From: Ryusuke SUZUKI <ryusuke_at_FreeBSD.org>
Date: Tue, 01 Nov 2022 08:56:51 UTC
The branch main has been updated by ryusuke:

URL: https://cgit.FreeBSD.org/doc/commit/?id=fe51c7012f7c2a4b24f1f5ab1bb04326b836af4f

commit fe51c7012f7c2a4b24f1f5ab1bb04326b836af4f
Author:     Ryusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org>
AuthorDate: 2022-11-01 08:56:31 +0000
Commit:     Ryusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org>
CommitDate: 2022-11-01 08:56:31 +0000

    ja/handbook: Update bsdinstall chapter
    
    2b027dd017 -> 3cceb0106c
---
 .../ja/books/handbook/bsdinstall/_index.adoc       | 187 +++++++++++++++------
 1 file changed, 139 insertions(+), 48 deletions(-)

diff --git a/documentation/content/ja/books/handbook/bsdinstall/_index.adoc b/documentation/content/ja/books/handbook/bsdinstall/_index.adoc
index 4b32e180c3..4098434e1f 100644
--- a/documentation/content/ja/books/handbook/bsdinstall/_index.adoc
+++ b/documentation/content/ja/books/handbook/bsdinstall/_index.adoc
@@ -8,6 +8,7 @@ tags: ["bsdinstall", "FreeBSD のインストール", "必要要件", "チュー
 showBookMenu: true
 weight: 4
 path: "/books/handbook/"
+aliases: ["/ja/books/handbook/bsdinstall-hardware/","/ja/books/handbook/bsdinstall-pre/","/ja/books/handbook/bsdinstall-start/","/ja/books/handbook/using-bsdinstall/","/ja/books/handbook/bsdinstall-partitioning/","/ja/books/handbook/bsdinstall-fetching-distribution/","/ja/books/handbook/bsdinstall-post/","/ja/books/handbook/bsdinstall-network/","/ja/books/handbook/bsdinstall-install-trouble/","/ja/books/handbook/using-live-cd/"]
 ---
 
 [[bsdinstall]]
@@ -179,9 +180,26 @@ UEFI (Unified Extensible Firmware Interface) で起動するコンピュータ
 * `-memstick.img`: FreeBSD のインストールに必要となる、ソースおよび Ports Collection といったすべてのファイルが含まれています。 以下の手順に従って、USB スティックに書き込んでください。
 * `-mini-memstick.img`: `-bootonly.iso` と同じく、 インストールファイルは含まれていないため、 必要に応じてダウンロードする必要があります。 インストールを行う間、ネットワーク接続が必要です。 <<bsdinstall-usb>> の説明に従って、 USB スティックに書き込んでください。
 
-イメージファイルをダウンロードしたら、同じディレクトリから [.filename]#CHECKSUM.SHA256# をダウンロードしてください。 その後、イメージファイルの _チェックサム_ を計算してください。 FreeBSD では、この計算のために man:sha256[1] を提供しています。 `sha256 _イメージファイルの名前_` のように使用してください。 他のオペレーティングシステムでも同じようなプログラムを利用できます。
+イメージファイルをダウンロードしたら、同じディレクトリから少なくとも一つの _チェックサム_ ファイルをダウンロードしてください。
+2 つの _チェックサム_ ファイルが利用可能です。
+これのファイル名にはリリース番号とアーキテクチャ名がついています。
+たとえば [.filename]#CHECKSUM.SHA256-FreeBSD-13.1-RELEASE-amd64# および [.filename]#CHECKSUM.SHA512-FreeBSD-13.1-RELEASE-amd64# という名前がつけられます。
 
-計算したチェックサムと [.filename]#CHECKSUM.SHA256# に示されている値を比較してください。 チェックサムは完全に一致している必要があります。 もしチェックサムが一致しなければ、 イメージファイルは壊れているので、もう一度ダウンロードしてください。
+どちらかの (もしくは両方の) ファイルをダウンロードしたら、イメージファイルの _チェックサム_ を計算し、 _チェックサム_ ファイルに示されている値と比較してください。
+計算した _チェックサム_ は、2 つの異なるアルゴリズム (SHA256 および SHA512) に対応する適切なファイルと比較してください。
+FreeBSD では、_チェックサム_ のために man:sha256[1] および man:sha512[1] を提供しています。
+他のオペレーティングシステムでも同じようなプログラムを利用できます。
+
+FreeBSD での _チェックサム_ の検証は、以下のように man:sha256sum[1] (および man:sha512sum[1]) を使用して自動的に行うことができます。
+
+[source,shell]
+....
+% sha256sum -c CHECKSUM.SHA256-FreeBSD-13.1-RELEASE-amd64 FreeBSD-13.1-RELEASE-amd64-dvd1.iso
+FreeBSD-13.1-RELEASE-amd64-dvd1.iso: OK
+....
+
+チェックサムは完全に一致している必要があります。
+もしチェックサムが一致しなければ、 イメージファイルが壊れている可能性があるので、もう一度ダウンロードしてください。
 
 [[bsdinstall-usb]]
 ==== イメージファイルを USB に書き込む
@@ -287,7 +305,7 @@ image::bsdinstall-newboot-loader-menu.png[]
 * `Escape to loader prompt`: 制限された低レベルのコマンドのみが利用可能な修復用プロンプトでシステムを起動します。 このプロンプトについては、 crossref:boot[boot-loader,「起動ステージ 3」] で説明されています。 kbd:[3] または kbd:[Esc] を押すとこのプロンプトで起動します。
 * `Reboot`: システムを再起動します。
 * `Kernel`: 別のカーネルを読み込みます。
-* `Configure Boot Options`: <<bsdinstall-boot-options-menu>> で示されるメニューを開きます。
+* `Boot Options`: <<bsdinstall-boot-options-menu>> で示されるメニューを開きます。
 
 [[bsdinstall-boot-options-menu]]
 .FreeBSD ブートオプションメニュー
@@ -329,7 +347,9 @@ kbd:[Enter] を押して、デフォルトの btn:[Install] を選択すると
 .キーマップの読み込み
 image::bsdinstall-keymap-loading.png[]
 
-キーマップが読み込まれると、 bsdinstall は <<bsdinstall-keymap-10>> を表示します。 上下の矢印キーを使って、 システムのキーボードに最も近いキーマップを選択してください。 選択を保存するには、kbd:[Enter] キーを押してください。
+キーマップが読み込まれると、bsdinstall は <<bsdinstall-keymap-10>> を表示します。
+上下の矢印キーを使って、システムのキーボードに最も近いキーマップを選択してください。
+選択を保存するには、kbd:[Enter] キーを押してください。
 
 [[bsdinstall-keymap-10]]
 .キーマップ選択メニュー
@@ -385,7 +405,10 @@ image::bsdinstall-config-components.png[]
 [[bsdinstall-netinstall]]
 === ネットワークからのインストール
 
-<<bsdinstall-netinstall-notify>> で示されているメニューは、 [.filename]#-bootonly.iso# または [.filename]#-mini-memstick.img# からインストールする時のみ表示されます。この インストールメディアは、インストールファイルを含んでいません。 このメニューは、 ネットワーク経由でインストールファイルをダウンロードする必要があるため、 ネットワークインタフェースを最初に設定する必要があることを示しています。 このメニューがインストールのプロセスで表示された場合には、 <<bsdinstall-config-network-dev>> に書かれている手順に従ってください。
+<<bsdinstall-netinstall-notify>> で示されているメニューは、 [.filename]#-bootonly.iso# または [.filename]#-mini-memstick.img# からインストールする時のみ表示されます。
+これらのインストールメディアはインストールファイルを含んでいません。
+このメニューは、 ネットワーク経由でインストールファイルをダウンロードする必要があるため、ネットワークインタフェースを最初に設定する必要があることを示しています。
+このメニューがインストールのプロセスで表示された場合には、 <<bsdinstall-config-network-dev>> に書かれている手順に従ってください。
 
 [[bsdinstall-netinstall-notify]]
 .ネットワークからのインストール
@@ -427,9 +450,16 @@ bsdinstall では、ディスク領域の割り当てのために 4 つの方法
 
 経験からスワップパーティションのサイズは物理メモリ (RAM) の 2 倍というのが一般的です。 RAM の少ないシステムでは、 もっとスワップを増した方が性能がよくなります。 スワップが少なすぎる設定は、 あなたが後にメモリを増設したときに問題を起すばかりではなく、 VM ページスキャニングコードの能率を落します。
 
-複数の SCSI ディスクや異なるコントローラで操作される複数の IDE ディスクを持つ大規模なシステムでは、 それぞれのドライブ (4 台まで) にスワップを設定することを推奨します。 各ドライブのスワップパーティションはほぼ同一サイズであるべきです。 カーネルは任意のサイズを扱うことができますが、 内部のデータ構造は最大のスワップパーティションの 4 倍に調節されます。 スワップパーティションをほぼ同一のサイズにしておくことで、 カーネルはスワップスペースを最適なかたちでディスクをまたいでストライプさせることができます。 あなたが通常スワップをたくさん使わないとしても、 多くのスワップサイズを用意しておくと良いでしょう。 プログラムが暴走しても再起動させられる前に回復することが容易になりま
 。
+複数の SCSI ディスクや異なるコントローラで操作される複数の IDE ディスクを持つ大規模なシステムでは、それぞれのドライブ (4 台まで) にスワップを設定することを推奨します。
+各ドライブのスワップパーティションはほぼ同一サイズであるべきです。
+カーネルは任意のサイズを扱うことができますが、内部のデータ構造は最大のスワップパーティションの 4 倍に調節されます。
+スワップパーティションをほぼ同一のサイズにしておくことで、カーネルはスワップスペースを最適なかたちでディスクをまたいでストライプさせることができます。
+あなたが通常スワップをたくさん使わないとしても、多くのスワップサイズを用意しておくと良いでしょう。
+プログラムが暴走しても再起動させられる前に回復することが容易になります。
 
-システムを適切にパーティション化することで、 小さいが書き込みの激しいパーティションによって引き起こされるフラグメント化を、 読み出し専門のパーティションにまで波及させずにすみます。 また、書き込みの激しいパーティションをディスクの周辺部に配置することで、 I/O パフォーマンスを増大させることができます。 大きなパーティション内の I/O パフォーマンスもまた必要とされているでしょうが、 ディスク周辺部へ移動させたとしても、 [.filename]#/var# を周辺部に移動させることによって大きな効果が得られたのとは対照的に、 意味のあるパフォーマンスの増加は見込めないでしょう。
+システムを適切にパーティション化することで、小さいが書き込みの激しいパーティションによって引き起こされるフラグメント化を、読み出し専門のパーティションにまで波及させずにすみます。
+また、書き込みの激しいパーティションをディスクの周辺部に配置することで、I/O パフォーマンスを増大させることができます。
+大きなパーティション内の I/O パフォーマンスもまた必要とされているでしょうが、ディスク周辺部へ移動させたとしても、 [.filename]#/var# を周辺部に移動させることによって大きな効果が得られたのとは対照的に、意味のあるパフォーマンスの増加は見込めないでしょう。
 
 [[bsdinstall-part-guided]]
 === UFS を用いた Guided によるパーティションの分割
@@ -446,25 +476,36 @@ image::bsdinstall-part-guided-disk.png[]
 .Entire Disk または Partition の選択
 image::bsdinstall-part-entire-part.png[]
 
-btn:[Entire Disk] を選択すると、 bsdinstall は、 ディスクの内容が消去されることを確認するダイアログを表示します。
+btn:[Entire Disk] を選択すると、bsdinstall はディスクの内容が消去されることを確認するダイアログを表示します。
 
 [[bsdinstall-ufs-warning]]
 .確認
 image::bsdinstall-ufs-warning.png[]
 
-次のメニューでは、 パーティションスキームタイプの一覧が表示されます。 amd64 コンピュータでは、通常 GPT が最も適切な選択となります。 GPT に対応していないような古いコンピュータでは、 MBR を使う必要があります。 他のパーティションスキームは、使うことがまれであったり、 古いコンピュータで用いられるものです。 <<partition-schemes>> に詳細があります。
+次のメニューでは、 利用可能なパーティションスキームタイプの一覧が表示されます。
+amd64 コンピュータでは、通常 GPT が最も適切な選択となります。
+GPT に対応していないような古いコンピュータでは、MBR を使う必要があります。
+他のパーティションスキームは、使うことがまれであったり、古いコンピュータで用いられるものです。
+<<partition-schemes>> に詳細があります。
 
 [[bsdinstall-ufs-scheme]]
 .パーティションスキームの選択
 image::bsdinstall-part-manual-partscheme.png[]
 
-パーティションのレイアウトを作成したら、 インストールの条件を満たしているかどうかを深く確認してください。 btn:[Revert] を選択すると、 パーティションをオリジナルの値にリセットします。 また、btn:[Auto] を選択すると、 FreeBSD パーティションを自動的に作成します。 パーティションを手動で作成、変更、削除することもできます。 正しくパーティションを作成出来たら、 btn:[Finish] を選択し、 インストールを進めてください。
+パーティションのレイアウトを作成したら、インストールの条件を満たしているかどうかを深く確認してください。
+btn:[Revert] を選択すると、パーティションをオリジナルの値にリセットします。
+また、btn:[Auto] を選択すると、FreeBSD パーティションを自動的に作成します。
+パーティションを手動で作成、変更、削除することもできます。
+正しくパーティションを作成出来たら、 btn:[Finish] を選択し、インストールを進めてください。
 
 [[bsdinstall-part-review]]
 .作成されたパーティションの確認
 image::bsdinstall-part-review.png[]
 
-ディスクを一度設定すると、次のメニューは、 選択したハードドライブをフォーマットする前に、 設定を変更する最後のチャンスです。 もし変更が必要であれば、 btn:[Back] を選択してメインのパーティションエディタまで戻ってください。 btn:[Revert & Exit] を選択すると、 ハードドライブへの変更なしにインストールを終了します。 インストールプロセスを開始するのには、 btn:[Commit] を選択してしてください。
+ディスクを一度設定すると、次のメニューは、選択したハードドライブをフォーマットする前に、設定を変更できる最後のチャンスです。
+もし変更が必要であれば、 btn:[Back] を選択してメインのパーティションエディタまで戻ってください。
+btn:[Revert & Exit] を選択すると、ハードドライブへの変更なしにインストールを終了します。
+インストールプロセスを開始するには、 btn:[Commit] を選択してしてください。
 
 [[bsdinstall-ufs-final-confirmation]]
 .最後の確認
@@ -524,7 +565,9 @@ image::bsdinstall-part-manual-addpart.png[]
 
 利用可能な GPT パーティションタイプについては、man:gpart[8] をご覧ください。
 
-複数のファイルシステムのパーティションを作成できます。 [.filename]#/#, [.filename]#/var#, [.filename]#/tmp# そして [.filename]#/usr# といった伝統的なパーティション分割のレイアウトを好む人もいます。 レイアウトの例が <<bsdinstall-part-manual-splitfs>> にあります。
+複数のファイルシステムのパーティションを作成できます。
+[.filename]#/#, [.filename]#/var#, [.filename]#/tmp# そして [.filename]#/usr# といった伝統的なパーティション分割のレイアウトを好む人もいます。
+レイアウトの例が <<bsdinstall-part-manual-splitfs>> にあります。
 
 `Size` には、 _K_ (キロバイト)、 _M_ (メガバイト)、 _G_ (ギガバイト) といった通常の省略形を使用出来ます。
 
@@ -543,7 +586,7 @@ image::bsdinstall-part-manual-addpart.png[]
 ====
 
 [[bsdinstall-part-manual-splitfs]]
-.伝統的なファイルシステムのパーティションを作成する。
+.伝統的なファイルシステムのパーティションの作成
 [example]
 ====
 伝統的なパーティションレイアウト ([.filename]#/#, [.filename]#/var#, [.filename]#/tmp# および [.filename]#/usr# ディレクトリが各パーティションの別のファイルシステム) を作成するには、 GPT パーティションスキームを作成し、 その後、示されているようにパーティションを作成してください。 示されているパーティションサイズは 20G のディスク用です。 ディスクにより多くの容量があれば、swap または [.filename]#/var# パーティションを大きく取ると良いでしょう。 ここで示されているラベルには、 `example` を意味する `ex` が付けられていますが、 実際には上で説明したように、 これとは別のユニークなラベルをつけてください。
@@ -602,19 +645,29 @@ FreeBSD の [.filename]#gptboot# は、 デフォルトでは最初に見つか
 .ZFS パーティションメニュー
 image::bsdinstall-zfs-menu.png[]
 
-このメニューで選択できるオプションは以下の通りです。
+このメニューのオプションは以下の通りです。
 
 * `Install` - 選択したオプションでインストールを進めます。
-* `Pool Type/Disks` - プールを構成する `Pool Type` およびディスクについて設定します。 ZFS の自動インストーラは、 現時点で、ストライプモードを除き、 単一のトップレベルの仮想デバイスの作成のみに対応しています。 より複雑なプールを作成するには、 <<bsdinstall-part-shell>> で説明されている方法で作成してください。
+* `Pool Type/Disks` - プールを構成する `Pool Type` およびディスクについて設定します。
+現時点で ZFS の自動インストーラは、ストライプモードを除き、単一のトップレベルの仮想デバイスの作成のみに対応しています。
+より複雑なプールを作成するには、 <<bsdinstall-part-shell>> で説明されている方法で作成してください。
 * `Rescan Devices` - 利用可能なディスクの一覧を再表示します。
-* `Disk Info` - Disk Info メニューを使って各ディスクを調べることができます。 パーティションテーブルやそれ以外のデバイスモデルナンバーおよびシリアルナンバーといった情報も、 可能であれば調べることができます。
+* `Disk Info` - このメニューを使って各ディスクを調べることができます。
+パーティションテーブルやそれ以外のデバイスモデルナンバーおよびシリアルナンバーといった情報も、可能であれば調べることができます。
 * `Pool Name` - pool の名前を設定します。 デフォルトの名前は _zroot_ です。
 * `Force 4K Sectors?` - 4K セクタを使用するようにします。 インストーラは、デフォルトで 4K の境界に整列するようにパーティションを自動的に作成し、 ZFS が 4K セクタを使用するようにします。 これは 512 バイトセクタのディスクでも安全で、 512 バイトのディスク上に作成されたプールが将来的に 4K セクタのディスクを追加できるようにしておくことには、 ストレージ容量の追加や壊れたディスクの交換時に恩恵があります。 有効にするか無効にするかを選択して kbd:[Enter] キーを押してください。
 * `Encrypt Disks?` - GELI を使ってディスクを暗号化できます。 ディスクの暗号化の詳細については、 crossref:disks[disks-encrypting-geli,geli によるディスクの暗号化] をご覧ください。 kbd:[Enter] キーを押して、 暗号化を有効にするか無効にするかを選択してください。
-* `Partition Scheme` - パーティションスキームを選択します。 ほとんどの場合において、GPT が推奨されます。 別のスキームを選択する場合には、 kbd:[Enter] キーを押してください。
+* `Partition Scheme` - パーティションスキームを選択します。
+ほとんどの場合において、GPT が推奨されます。
+別のスキームを選択する場合には、 kbd:[Enter] キーを押してください。
 * `Swap Size` - スワップ容量を設定します。
-* `Mirror Swap?` - スワップ領域をディスク間でミラー化します。 スワップ領域をミラー化すると、クラッシュダンプを取得できないので、 注意してください。 kbd:[Enter] キーを押して有効/無効を設定してください。
-* `Encrypt Swap?` - スワップ領域を暗号化します。 システムの起動時に一時キーをとともにスワップ領域を暗号化し、 再起動時にキーは破棄されます。 kbd:[Enter] キーを押して有効/無効を設定してください。 詳細については、 crossref:disks[disks-encrypting-geli,swap 領域の暗号化] を参照してください。
+* `Mirror Swap?` - スワップ領域をディスク間でミラー化するかどうかを設定します。
+スワップ領域をミラー化すると、クラッシュダンプを取得できないので注意してください。
+kbd:[Enter] キーを押して有効/無効を設定してください。
+* `Encrypt Swap?` - スワップ領域の暗号化について設定します。
+これはシステムの起動時に一時キーとともにスワップ領域を暗号化し、再起動時にキーは破棄されます。
+kbd:[Enter] キーを押して有効/無効を設定してください。
+詳細については、 crossref:disks[disks-encrypting-geli,swap 領域の暗号化] を参照してください。
 
 kbd:[T] を選択して、`Pool Type` およびプールに対応するディスクを選択してください。
 
@@ -631,7 +684,10 @@ image::bsdinstall-zfs-vdev_type.png[]
 * `raidz2` - ダブルパリティの RAID。 同時に 2 台のディスクの故障に耐えられます。 少なくとも 4 つのディスクが必要です。
 * `raidz3` - トリプルパリティの RAID。 同時に 3 台のディスクの故障に耐えられます。 少なくとも 5 つのディスクが必要です。
 
-`Pool Type` を選択したら、 利用可能なディスクの一覧が表示されます。 その後、プールを構成するディスクを、1 つまたは複数選択してください。 十分なディスクが選択されているかどうかについて検証が行われます。 もし、問題があるようでしたら、btn:[<Change Selection>] を選択して、ディスクの一覧に戻ってください。 もしくは、 btn:[<Back>] を選択して、 `Pool Type` に戻ってください。
+`Pool Type` を選択したら、 利用可能なディスクの一覧が表示されます。 その後、プールを構成するディスクを、1 つまたは複数選択してください。
+十分なディスクが選択されているかどうかについて検証が行われます。
+検証に失敗するようであれば、btn:[<Change Selection>] を選択して、ディスクの一覧に戻ってください。
+もしくは、 btn:[<Back>] を選択して `Pool Type` に戻ってください。
 
 [[bsdinstall-zfs-disk_select]]
 .ディスクの選択
@@ -671,7 +727,8 @@ image::bsdinstall-zfs-swap-amount.png[]
 .最終確認
 image::bsdinstall-zfs-warning.png[]
 
-GELI ディスク暗号化を有効にしていたら、 ディスクを暗号化するために用いるパスフレーズを 2 度求められます。その後、暗号の初期化が開始します。
+GELI ディスク暗号化を有効にしていたら、ディスクを暗号化するために用いるパスフレーズを 2 度求められます。
+その後、暗号の初期化が開始します。
 
 [[bsdinstall-zfs-geli_password]]
 .ディスク暗号化パスワード
@@ -719,7 +776,9 @@ image::bsdinstall-distfile-extracting.png[]
 [[bsdinstall-post-root]]
 === `root` パスワードの設定
 
-最初に `root` のパスワードを設定する必要があります。 パスワードを入力している際には、 入力している文字は画面に表示されません。 パスワードの入力後、もう一度入力する必要があります。 これは入力ミスを防ぐためです。
+最初に `root` のパスワードを設定する必要があります。
+パスワードを入力している際には、入力している文字は画面に表示されません。
+入力ミスを防ぐため、パスワードは 2 回入力する必要があります。
 
 [[bsdinstall-post-set-root-passwd]]
 .`root` パスワードの設定
@@ -785,7 +844,7 @@ image::bsdinstall-config-services.png[]
 * `ntpdate` - 起動時の自動時刻同期を有効にします。 この機能は、現在 man:ntpd[8] デーモンでも利用できます。 猶予期間が経過したら、man:ntpdate[8] ユーティリティはその役目を終える予定です。
 * `ntpd` - 自動時刻同期のための The Network Time Protocol (NTP) デーモン。 ネットワーク上に、 Windows(R), Kerberos または LDAP サーバがあるときには、このサービスを有効にしてください。
 * `powerd` - 電源の管理およびエネルギーを節約するための電源コントロールユーティリティ
-* `dumpdev` - システムのデバッグを行う上で、 クラッシュダンプを有効にすることは有用です。 可能であればクラッシュダンプを有効にすると良いでしょう。
+* `dumpdev` - システムのデバッグを行う上で、クラッシュダンプは有用なので、可能であれば有効にすると良いでしょう。
 
 [[bsdinstall-hardening]]
 === セキュリティを強化するオプションを有効にする
@@ -798,17 +857,31 @@ image::bsdinstall-hardening.png[]
 
 このメニューで有効にできるのは、以下のオプションです。
 
-* `hide_uids` - 情報漏洩防止のため、特権のないユーザが、他のユーザ (UID) により実行されているプロセスを見れないように、 他のユーザが実行しているプロセスを隠します。
-* `hide_gids` - 情報漏洩防止のため、特権のないユーザが、他のグループ (GID) により実行されているプロセスを見れないように、 他のユーザが実行しているプロセスを隠します。
-* `hide_jail` - 特権のないユーザが、jail の中で実行されているプロセスを見れないように、 jail で実行中のプロセスを隠します。
-* `read_msgbuf` - 権限のないユーザが、man:dmesg[8] を使ってカーネルログバッファのメッセージを見ることで、 カーネルメッセージバッファを読むことを無効にします。 
-* `proc_debug` - ptrace() および ktrace() といった procfs 機能を含む、 さまざまな特権のないプロセス間のデバッキングサービスを、 特権のないユーザが無効にしないように、 プロセスデバッキング機能を無効にします。 このオプションによって、PHP などのスクリプト言語に対する組み込みのデバッキング機能と同様に、 たとえば man:lldb[1], man:truss[1], man:procstat[1] などの特権のないユーザによるデバッキングツールも無効になります。
-* `random_pid` - 新しく生成されるプロセスの PID をランダム化します。
+* `hide_uids` -  他のユーザが実行しているプロセス (UID) を隠します。
+特権のないユーザが、他のユーザにより実行されているプロセスを見れないようにします。
+* `hide_gids` - 他のグループが実行しているプロセスを隠します。
+特権のないユーザが、他のグループ (GID) により実行されているプロセスを見れないようにします。
+* `hide_jail` - jail で実行中のプロセスを隠します。
+特権のないユーザが、jail の中で実行されているプロセスを見れないようにします。
+* `read_msgbuf` - 権限のないユーザが、カーネルメッセージバッファを読めなくします。
+権限のないユーザが、man:dmesg[8] を使ってカーネルログバッファのメッセージを見れないようにします。
+* `proc_debug` - 権限のないユーザ対するプロセスデバッキング機能を無効にします。
+`ptrace()` および `ktrace()` といった procfs 機能を含む、権限のないプロセス間のデバッキングサービスを無効にします。
+このオプションによって、PHP などのスクリプト言語に対する組み込みのデバッキング機能と同様に、man:lldb[1], man:truss[1] および man:procstat[1] などの権限のないユーザによるデバッキングツールも無効になります。
+* `random_pid` - プロセスの PID をランダム化します。
 * `clear_tmp` - システムの起動時に [.filename]#/tmp# を空にします。
-* `disable_syslogd` - syslogd ネットワークソケットを閉じます。 デフォルトでは、FreeBSD は syslogd を `-s` を使った安全な方法で実行します。 これは、外からのポート 514 に対する UDP リクエストを待機しません。 このオプションを有効にすると、 syslogd を `-ss` フラグで実行します。 このフラグにより、syslogd は空いているどのポートからも受け付けません。 詳細は、man:syslogd[8] をご覧ください。
+* `disable_syslogd` - syslogd ネットワークソケットを閉じます。
+デフォルトでは、FreeBSD は syslogd を `-s` を使った安全な方法で実行します。
+これは、外からのポート 514 に対する UDP リクエストを待機しません。
+このオプションを有効にすると、syslogd を `-ss` 付きで実行します。
+これにより、syslogd は空いているどのポートからも受け付けません。
+詳細は、man:syslogd[8] をご覧ください。
 * `disable_sendmail` - sendmail MTA を無効にします。
-* `secure_console` - このオプションを有効にすると、シングルユーザモードに入る際に、 プロンプトに対して `root` パスワードが必要となります。
-* `disable_ddtrace` - DTrace は、 実行中のカーネルに実際に影響を及ぼすモードで実行できます。 破壊的なアクションは、明示的に有効にしない限りは利用できません。 破壊的なアクションを実行できるようにするには、 `-w` を使って DTrace を実行する必要があります。 詳細については man:dtrace[1] をご覧ください。
+* `secure_console` - シングルユーザモードに入る際に、コマンドプロンプトに対して `root` パスワードが必要となります。
+* `disable_ddtrace` - DTrace は、 実行中のカーネルに影響を及ぼすモードで実行できます。
+破壊的なアクションは、明示的に有効にしない限りは利用できません。
+このオプションを有効にするには、DTrace を実行する際に `-w` を使ってください。
+詳細については man:dtrace[1] をご覧ください。
 
 [[bsdinstall-addusers]]
 === ユーザの追加
@@ -835,17 +908,19 @@ image::bsdinstall-adduser2.png[]
 * `Login group` - 新しいユーザのログイングループ。 空欄のままにすると、デフォルトに割り当てられます
 * `Invite _user_ into other groups?` - ユーザを別のグループのメンバーとして追加するかどうか。 ユーザが管理者としてのアクセス必要であれば、 ここで `wheel` を入力してください。
 * `Login class` - 空欄にするとデフォルトの設定になります。
-* `Shell` - 一覧の中から、ユーザのシェルを入力してください。 シェルに関する詳細については crossref:basics[shells,「シェル」] をご覧ください。
+* `Shell` - 一覧の中から、ユーザのシェルを入力してください。 シェルに関する詳細については crossref:basics[shells, シェル] をご覧ください。
 * `Home directory` - ユーザのホームディレクトリ。 通常は、デフォルトの場所が適切です。
 * `Home directory permissions` - ユーザのホームディレクトリの権限。 通常は、デフォルトが適切です。
 * `Use password-based authentication?` - 通常は、ユーザがログイン時にパスワードの入力が要求されるように `yes` と入力してください。
-* `Use an empty password?` - 通常は、パスワードがないと安全ではなくなるので、 `no` です。
+* `Use an empty password?` - 空のパスワードは安全ではないので、通常は `no` です。
 * `Use a random password?` - 通常は、次のプロンプトでユーザ自身のパスワードを入力できるように、 `no` です。
-* `Enter password` - ユーザのパスワードです。 入力している文字は画面に表示されません。
+* `Enter password` - ユーザのパスワードです。入力している文字は画面に表示されません。
 * `Enter password again` - 確認のため、パスワードをもう一度入力します。
 * `Lock out the account after creation?` - 通常は、ユーザがログインできるようにするため、 `no` です。
 
-すべてを入力したら、サマリが表示され、 正しいかどうかの確認を求められます。 入力した情報に間違いがあれば、 `no` を入力してもう一度作業を行なってください。 すべてが正しく入力されていれば、 `yes` を入力して、 新しいユーザを作成してください。
+すべての詳細を入力したら、サマリが表示され、 正しいかどうかの確認を求められます。
+入力した情報に間違いがあれば、 `no` を入力して修正してください。
+すべてが正しく入力されていれば、 `yes` を入力して新しいユーザを作成してください。
 
 [[bsdinstall-add-user3]]
 .ユーザおよびグループの管理を終了する
@@ -853,7 +928,7 @@ image::bsdinstall-adduser3.png[]
 
 さらにユーザを追加するのであれば、 `Add another user?` の質問に対し、 `yes` を入力してください。 `no` を入力すると、ユーザの追加が終わり、次に進みます。
 
-ユーザの追加や、ユーザ管理の詳細については、 crossref:users[users-synopsis,「この章では」] を参照してください。
+ユーザの追加や、ユーザ管理の詳細については、 crossref:users[users-synopsis,  ユーザと基本的なアカウント管理] を参照してください。
 
 [[bsdinstall-final-conf]]
 === 最後の設定
@@ -863,7 +938,7 @@ image::bsdinstall-adduser3.png[]
 [[bsdinstall-final-config]]
 image::bsdinstall-finalconfiguration.png[]
 
-インストールを完了する前に、 このメニューを使って変更、または、追加の設定を行なってください。
+インストールを完了する前に、このメニューを使って変更、または、追加の設定を行なってください。
 
 .最終の設定オプション
 * `Add User` - <<bsdinstall-addusers>> で説明しています。
@@ -875,13 +950,14 @@ image::bsdinstall-finalconfiguration.png[]
 * `Time Zone` - <<bsdinstall-timezone>> で説明しています。
 * `Handbook` - FreeBSD ハンドブックのダウンロードとインストール。
 
-最後の設定が完了したら、btn:[Exit] を選んでください。
+設定が完了したら、btn:[Exit] を選んでください。
 
 [[bsdinstall-final-modification-shell]]
 .Manual Configuration
 image::bsdinstall-final-modification-shell.png[]
 
-新しいシステムを再起動する前に、 bsdinstall は追加の設定が必要かどうかを尋ねてきます。 btn:[Yes] を選択して新しいシステムのシェルに入るか、または btn:[No] を選択して、インストールの最後のステップに進んでください。
+新しいシステムを再起動する前に、 bsdinstall は追加の設定が必要かどうかを尋ねてきます。
+btn:[Yes] を選択して新しいシステムのシェルに入るか、または btn:[No] を選択して、インストールの最後のステップに進んでください。
 
 [[bsdinstall-final-main]]
 .インストールの終了
@@ -889,13 +965,24 @@ image::bsdinstall-mainexit.png[]
 
 追加の設定や、特別なセットアップが必要であれば、 btn:[Live CD] を選んでインストールメディアを Live CD で起動してください。
 
-インストールが終わったら、 btn:[Reboot] を選んで、 コンピュータを再起動し、新しい FreeBSD システムで起動してください。 再起動する前には、忘れずに FreeBSD インストールメディアを外してください。 さもないと、もう一度インストールメディアから起動してしまいます。
+インストールが終わったら、 btn:[Reboot] を選んで、 コンピュータを再起動し、新しい FreeBSD システムで起動してください。
+再起動する前には、忘れずに FreeBSD インストールメディアを外してください。
+さもないと、もう一度インストールメディアから起動してしまいます。
 
-FreeBSD の起動時には、多くのメッセージが画面に表示されます。 システムの起動後には、ログインプロンプトが表示されます。 `login:` プロンプトで、 インストール時に追加したユーザ名を入力してください。 `root` でのログインは避けてください。管理者の権限が必要となった時に、 スーパユーザになる方法については、crossref:users[users-superuser,「スーパーユーザアカウント」] を参照してください。
+FreeBSD の起動時には、多くのメッセージが画面に表示されます。
+システムの起動後には、ログインプロンプトが表示されます。
+`login:` プロンプトで、インストール時に追加したユーザ名を入力してください。 `root` でのログインは避けてください。
+管理者の権限が必要となった時に、スーパユーザになる方法については、crossref:users[users-superuser, スーパーユーザアカウント] を参照してください。
 
-起動時に表示されていたメッセージは、 kbd:[Scroll-Lock] を押し、 scroll-back buffer で見ることができます。 kbd:[PgUp], kbd:[PgDn] そして矢印キーでメッセージをスクロールバックできます。 メッセージの確認が終わったら、kbd:[Scroll-Lock] をもう一度押すと、ディスプレイのロックを外し、 コンソールに戻ることができます。 何度かシステムを起動した後で、これらのメッセージを見るには、 コマンドプロンプトから `less /var/run/dmesg.boot` と入力してください。 確認後に kbd:[q] を押すと、 コマンドラインに戻ります。
+起動時に表示されていたメッセージは、 kbd:[Scroll-Lock] を押し、scroll-back buffer で見ることができます。
+kbd:[PgUp], kbd:[PgDn] そして矢印キーでメッセージをスクロールバックできます。
+メッセージの確認が終わったら、kbd:[Scroll-Lock] をもう一度押すと、ディスプレイのロックを外し、 コンソールに戻ることができます。
+何度かシステムを起動した後で、これらのメッセージを見るには、コマンドプロンプトから `less /var/run/dmesg.boot` と入力してください。
+確認後に kbd:[q] を押すと、 コマンドラインに戻ります。
 
-<<bsdinstall-config-serv>> にて、 sshd を有効に設定した場合には、 最初の起動時にシステムが RSA および DSA キーを生成するため、 少々時間がかかるかもしれません。 その後の起動はより速くなるでしょう。 鍵のフィンガープリントは、以下の例のように表示されます。
+<<bsdinstall-config-serv>> で sshd を有効に設定した場合には、最初の起動時にシステムが SSH ホストキーを生成するため、少々時間がかかるかもしれません。
+その後の起動はより速くなるでしょう。
+鍵のフィンガープリントは、以下の例のように表示されます。
 
 [source,shell]
 ....
@@ -966,7 +1053,10 @@ image::bsdinstall-configure-wireless-scan.png[]
 .ワイヤレスネットワークの選択
 image::bsdinstall-configure-wireless-accesspoints.png[]
 
-次に、 ワイヤレスネットワークに接続するための暗号情報を入力してください。 WEP のような古い暗号の安全性は低いので、 WPA2 暗号が強く推奨されます。 WPA2 を使用してるネットワークでは、 Pre-Shared Key (PSK) と呼ばれるパスワードを入力してください。 セキュリティ上の観点から、 入力ボックスに入力した文字はアスタリスクで表示されます。
+次に、ワイヤレスネットワークに接続するための暗号情報を入力してください。
+WEP のような古い暗号の安全性は低いので、WPA2 暗号が強く推奨されます。
+WPA2 を使用してるネットワークでは、 Pre-Shared Key (PSK) と呼ばれるパスワードを入力してください。
+セキュリティ上の観点から、入力ボックスに入力した文字はアスタリスクで表示されます。
 
 [[bsdinstall-wireless-wpa2]]
 .WPA2 のセットアップ
@@ -998,7 +1088,7 @@ DHCP サーバを利用できない環境では、 btn:[No] を選択し、 こ
 image::bsdinstall-configure-network-interface-ipv4-static.png[]
 
 [[bsdinstall-collect-network-information]]
-* `IP Address` - コンピュータに手動で与える IPv4 アドレスです。 このアドレスは一意的なものである必要があり、 すでにローカルネットワーク上の他のネットワーク機器で使われているものではいけません。
+* `IP Address` - コンピュータに手動で与える IPv4 アドレスです。 このアドレスは一意的なものである必要があり、すでにローカルネットワーク上の他のデバイスで使われているものではいけません。
 * `Subnet Mask` - ネットワークのサブネットマスクです。
 * `Default Router` - このネットワークのデフォルトゲートウェイの IP アドレスです。
 
@@ -1022,7 +1112,7 @@ IPv6 ルータが利用できない環境では、 btn:[No] を選択して、 
 .IPv6 の静的な設定
 image::bsdinstall-configure-network-interface-ipv6-static.png[]
 
-* `IPv6 Address` - このコンピュータに割り当てられた IPv6 アドレスです。 このアドレスは一意的なものである必要があり、 すでにローカルネットワーク上の他のネットワーク機器で使われているものではいけません。
+* `IPv6 Address` - このコンピュータに割り当てられた IPv6 アドレスです。 このアドレスは一意的なものである必要があり、 すでにローカルネットワーク上の他のデバイスで使われているものではいけません。
 * `Default Router` - このネットワークのデフォルトゲートウェイの IPv6 アドレスです。
 
 最後のネットワークメニューでは、 Domain Name System (DNS) リゾルバを設定します。 これは、ホスト名とネットワークアドレスを変換します。 すでに DHCP または SLAAC を使って自動的にネットワークインタフェースを設定したのであれば、 `Resolver Configuration` には値がすでに入っているでしょう。 そうでなければ、`Search` フィールドにローカルネットワークのドメイン名を入力してください。 `DNS` #1 および `DNS` #2 は、 ローカル DNS サーバの IPv4 または IPv6 アドレスです。 少なくとも、1 つの DNS サーバは必要です。
@@ -1051,7 +1141,8 @@ image::bsdinstall-netinstall-mirrorselect.png[]
 通常、製造メーカーは、 重要な更新のようなそれなりの理由がない限り、マザーボードの BIOS のアップグレードは行わないよう推奨しています。 アップデートの過程で失敗する__可能性があり__、 その場合 BIOS が不完全な状態になり、 コンピュータが動作しない原因となり得るからです。
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-システムの起動時に、ハードウェアの検出中にシステムが固まったり、 インストール中におかしな振る舞いをする場合には、 ACPI が原因の可能性があります。 i386 および amd64 プラットフォームにおいて、 FreeBSD はシステムの設定を手助けするシステム ACPI サービスを、 起動時に検出された場合に広く使います。 残念ながら、まだいくつかの不具合が、 ACPI ドライバとシステムのマザーボードおよび BIOS ファームウェア両方に存在しています。 起動ステージ 3 において、ヒント情報 `hint.acpi.0.disabled` を以下のように設定すると ACPI を無効にできます。
+システムの起動時に、ハードウェアの検出中にシステムが固まったり、インストールプロセスでおかしな振る舞いをする場合には、ACPI が原因の可能性があります。
+i386 および amd64 プラットフォームにおいて、 FreeBSD はシステムの設定を手助けするシステム ACPI サービスを、 起動時に検出された場合に広く使います。 残念ながら、まだいくつかの不具合が、 ACPI ドライバとシステムのマザーボードおよび BIOS ファームウェア両方に存在しています。 起動ステージ 3 において、ヒント情報 `hint.acpi.0.disabled` を以下のように設定すると ACPI を無効にできます。
 
 [source,shell]
 ....