git: 3ff342db24 - main - ja/handbook: Upadate install section

From: Ryusuke SUZUKI <ryusuke_at_FreeBSD.org>
Date: Wed, 26 Jan 2022 17:28:15 UTC
The branch main has been updated by ryusuke:

URL: https://cgit.FreeBSD.org/doc/commit/?id=3ff342db24a0b9dab01a05fd265ec2c1c19326d6

commit 3ff342db24a0b9dab01a05fd265ec2c1c19326d6
Author:     Ryusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org>
AuthorDate: 2022-01-26 17:26:58 +0000
Commit:     Ryusuke SUZUKI <ryusuke@FreeBSD.org>
CommitDate: 2022-01-26 17:26:58 +0000

    ja/handbook: Upadate install section
    
    25cd4c9db5 -> 2b027dd017
---
 .../ja/books/handbook/bsdinstall/_index.adoc       | 32 ++++++++++++----------
 1 file changed, 18 insertions(+), 14 deletions(-)

diff --git a/documentation/content/ja/books/handbook/bsdinstall/_index.adoc b/documentation/content/ja/books/handbook/bsdinstall/_index.adoc
index 7de9f23f57..4b32e180c3 100644
--- a/documentation/content/ja/books/handbook/bsdinstall/_index.adoc
+++ b/documentation/content/ja/books/handbook/bsdinstall/_index.adoc
@@ -3,6 +3,8 @@ title: 第2章 FreeBSD のインストール
 part: パートI. 導入
 prev: books/handbook/introduction
 next: books/handbook/basics
+description: FreeBSD のインストール方法、最小ハードウェア要件および対応しているアーキテクチャについて、インストールメディアの作成方法等についてのガイド
+tags: ["bsdinstall", "FreeBSD のインストール", "必要要件", "チュートリアル", "gガイド"]
 showBookMenu: true
 weight: 4
 path: "/books/handbook/"
@@ -52,7 +54,8 @@ endif::[]
 FreeBSD を入手して実行する方法は、環境に依存します。 以下のようにさまざま方法が用意されています。
 
 * ダウンロードして仮想環境にインストールするための仮想マシンイメージ。 これらのイメージは、link:https://www.freebsd.org/ja/where/[FreeBSD を入手する] ページからダウンロードできます。 仮想マシンのイメージとして KVM ("qcow2"), VMWare ("vmdk"), Hyper-V ("vhd") および広くサポートされている raw デバイスイメージが用意されています。 これらはインストール用のイメージではなく、 すでに設定済みの ("すでにインストールされた") インスタンスで、すぐに起動して、 インストール後の作業を行うことができます。
-* Amazon link:https://aws.amazon.com/marketplace/pp/B07L6QV354[AWS Marketplace], link:https://azuremarketplace.microsoft.com/en-us/marketplace/apps?search=freebsd&page=1[Microsoft Azure Marketplace] および link:https://console.cloud.google.com/marketplace/details/freebsd-cloud/freebsd-12[Google Cloud Platform] において、 それぞれのホスティングサービスで実行可能な仮想マシンイメージを利用できます。 Azure での FreeBSD のデプロイについての詳細な情報については、 link:https://docs.microsoft.com/en-us/azure/virtual-machines/linux/freebsd-intro-on-azure[Azure Documentation] の関連する章をご覧ください。
+* Amazon link:https://aws.amazon.com/marketplace/pp/prodview-ukzmy5dzc6nbq[AWS Marketplace], link:https://azuremarketplace.microsoft.com/en-US/marketplace/apps/thefreebsdfoundation.freebsd-13_0[Microsoft Azure Marketplace] および link:https://console.cloud.google.com/marketplace/product/freebsd-cloud/freebsd-13[Google Cloud Platform] において、それぞれのホスティングサービスで実行可能な仮想マシンイメージを利用できます。
+Azure での FreeBSD のデプロイについての詳細な情報については、 link:https://docs.microsoft.com/en-us/azure/virtual-machines/linux/freebsd-intro-on-azure[Azure Documentation] の関連する章をご覧ください。
 * Raspberry Pi または BeagleBone Black といった組み込みシステム用に、SD カードイメージが用意されています。 これらのイメージは、 link:https://www.freebsd.org/where/[FreeBSD を入手する] ページからダウンロードしてください。 これらのファイルをダウンロードしたら、展開し、 ボードが起動するように raw イメージとして SD カードに書き込んでください。
 * FreeBSD を通常のデスクトップ、ラップトップ、 サーバシステムのハードディスク上にインストールするためのインストールイメージ。
 
@@ -120,28 +123,29 @@ USB 内蔵のすべての New World ROM Apple(R) Mac(R) システムに対応し
 
 [.procedure]
 . 重要なデータのバックアップ
-+ 
++
 オペレーティングシステムをインストールする前に、 _常に_ 価値のあるすべてのデータを最初にバックアップしてください。 インストールしようとしているシステムにはバックをとらないでください。 そのかわり、USB ドライブ、 ネットワーク上の他のシステム、 もしくはオンラインのバックアップサービスといったリムーバルディスクにデータを保存してください。 インストールを始める前に、バックアップを調べて、 必要なすべてのファイルがバックアップに含まれていることを確認してください。 インストーラがシステムのディスクをフォーマットしてしまうと、 ディスクに保存されていたすべてのデータは失われます。
 . FreeBSD をインストールする場所の決定
-+ 
++
 インストールするオペレーティングシステムが FreeBSD のみであれば、 このステップは飛ばすことができます。 しかし、ディスクに FreeBSD と 他のオペレーティングシステムを共存させる必要がある場合には、FreeBSD が利用するディスクおよびパーティションを決める必要があります。
-+ 
++
 i386 および amd64 アーキテクチャでは、 二つのパーティションスキームのどちらかを使って、 ハードディスクを複数の塊に分割することができます。 伝統的な _Master Boot Record_ (MBR) では、 ディスク 1 台あたり最大 4 つの _プライマリパーティション_ をパーティションテーブルに持つことができます 歴史的な理由により、FreeBSD では、これらのパーティションのことを _スライス_ と呼びます。 プライマリパーティションの 1 つに、 複数の _論理パーティション_ を含む _拡張パーティション_ を作成できます。 _GUID Partition Table_ (GPT) は、 ディスクをパーティションに分ける簡単で新しい方法です。 一般的な GPT の実装では、 1 つのディスクに 128 個までのパーティションの作成が可能であり、 論理パーティションは必要ありません。
-+ 
++
 FreeBSD のブートローダは、プライマリまたは GPT パーティションのどちらかを必要とします。 ディスク上のプライマリ、もしくは GPT パーティションがすべて使われているのであれば、 そのひとつを FreeBSD のために開放してください。 ディスクにあるデータを消去せずにパーティションを作成するには、 パーティションサイズを変更するツールを使って今あるパーティションのサイズを小さくし、 空いたスペースに新しいパーティションを作成してください。
-+ 
-パーティションサイズを変更するフリーや商用のツールは、 link:http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_disk_partitioning_software[http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_disk_partitioning_software] にまとめられています。 GParted Live (link:http://gparted.sourceforge.net/livecd.php[http://gparted.sourceforge.net/livecd.php]) は、GParted パーティションエディタを含む完全なライブ CD です。 多くの Linux Live CD ディストリビューションでも GParted を利用できます。
++
+パーティションサイズを変更するフリーや商用のツールは、 link:http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_disk_partitioning_software[http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_disk_partitioning_software] にまとめられています。
+GParted Live (link:https://gparted.org/livecd.php[https://gparted.org/livecd.php]) は、GParted パーティションエディタを含む完全なライブ CD です。 多くの Linux Live CD ディストリビューションでも GParted を利用できます。
 +
 [WARNING]
 ====
 ディスクパーティションを縮小するユーティリティは、 適切に用いるとパーティション用の空き容量を新しく安全に作成できます。 すでにあるパーティションを間違って選択してしまう可能性があるので、 ディスクのパーティションを変更する前に、 必ず重要なデータのバックアップをとり、 バックアップが正しくとれていることを検証してください。
 ====
-+ 
++
 ディスクパーティションごとに異なるオペレーティングシステムをインストールすることで、 一つのコンピュータに複数のオペレーティングシステムをインストールできます。 crossref:virtualization[virtualization,仮想化技術] を用いると、ディスクパーティションを変更することなく、 複数のオペレーティングシステムを同時に起動できます。
 . ネットワーク情報の収集
-+ 
++
 FreeBSD のインストール方法によっては、ネットワークに接続し、 インストールファイルをダウンロードする必要があります。 インストールする方法に関わらず、インストール後に、 インストーラはシステムのネットワークインタフェースの設定をする機会を提供します。
-+ 
++
 ネットワークに DHCP サーバがあると、 自動的にネットワークの設定情報を取得できます。 DHCP を利用できない環境では、 システムの以下のネットワーク情報について、 システム管理者かプロバイダにネットワーク情報を問い合わせる必要があります。
 .. IP アドレス
 .. サブネットマスク
@@ -151,8 +155,8 @@ FreeBSD のインストール方法によっては、ネットワークに接続
 
 . FreeBSD Errata の確認
 + 
-FreeBSD プロジェクトでは FreeBSD の各リリースができる限り安定するよう努力していますが、 時々バグが発生してしまうことがあります。極まれに、 発生したバグがインストールプロセスに影響を与えることがあります。 これらの問題は発見され解決されると、 FreeBSD のウェブサイトの FreeBSD Errata (link:https://www.FreeBSD.org/releases/{rel121-current}R/errata/[https://www.freebsd.org/releases/{rel121-current}R/errata/]) に記載されます。 インストールに影響するような既知の問題が無いことを、 インストールする前に Errata で確認してください。
-+ 
+FreeBSD プロジェクトでは FreeBSD の各リリースができる限り安定するよう努力していますが、 時々バグが発生してしまうことがあります。極まれに、 発生したバグがインストールプロセスに影響を与えることがあります。 これらの問題は発見され解決されると、 FreeBSD のウェブサイトの FreeBSD Errata (link:https://www.FreeBSD.org/releases/{rel130-current}R/errata/[https://www.freebsd.org/releases/{rel130-current}R/errata/]) に記載されます。 インストールに影響するような既知の問題が無いことを、 インストールする前に Errata で確認してください。
++
 すべてのリリースに関する情報や Errata は、FreeBSD のウェブサイトの リリース情報の項 (link:https://www.FreeBSD.org/ja/releases/[https://www.freebsd.org/ja/releases/]) で確認できます。
 
 [[bsdinstall-installation-media]]
@@ -160,7 +164,7 @@ FreeBSD プロジェクトでは FreeBSD の各リリースができる限り安
 
 FreeBSD のインストーラは、 他のオペレーティングシステムで実行できるようなプログラムではありません。 そのかわり、FreeBSD インストールファイルをダウンロードしたら、 ファイルタイプやサイズに合わせてメディア (CD, DVD または USB) に焼いてください。そして、挿入したメディアからインストールするように、 システムを起動してください。
 
-FreeBSD のインストールファイルは link:https://www.FreeBSD.org/ja/where/#download[www.freebsd.org/ja/where/#download] から入手できます。 各インストールファイルの名前は、FreeBSD のリリースバージョンおよびアーキテクチャ、ファイルタイプからなります。 たとえば、amd64 システムに DVD から FreeBSD 12.1 をインストールするには、 [.filename]##FreeBSD-12.1-RELEASE-amd64-dvd1.iso## をダウンロードして、ファイルを DVD に焼き、DVD を挿入してからシステムを起動してください。
+FreeBSD のインストールファイルは link:https://www.FreeBSD.org/ja/where/#download[www.freebsd.org/ja/where/#download] から入手できます。 各インストールファイルの名前は、FreeBSD のリリースバージョンおよびアーキテクチャ、ファイルタイプからなります。 たとえば、amd64 システムに DVD から FreeBSD 13.0 をインストールするには、 [.filename]##FreeBSD-13.0-RELEASE-amd64-dvd1.iso## をダウンロードして、ファイルを DVD に焼き、DVD を挿入してからシステムを起動してください。
 
 インストールファイルは、さまざまな形式で用意されています。 用意されているフォーマットは、 コンピュータのアーキテクチャやメディアのタイプによって異なります。
 
@@ -200,7 +204,7 @@ UEFI (Unified Extensible Firmware Interface) で起動するコンピュータ
 +
 [source,shell]
 ....
-# dd if=FreeBSD-12.1-RELEASE-amd64-memstick.img of=/dev/da0 bs=1M conv=sync
+# dd if=FreeBSD-13.0-RELEASE-amd64-memstick.img of=/dev/da0 bs=1M conv=sync
 ....
 + 
 もし上記のコマンドに失敗するようでしたら、USB スティックがマウントされていないことや、デバイス名がディスクに対してのものであり、パーティションではないことを確認してください。