[FreeBSD-users-jp 96788] Re: freebsd-update -r 13.0-RELEASE upgrade

内藤祐一郎 naito.yuichiro @ gmail.com
2021年 4月 20日 (火) 02:50:17 UTC


内藤です。

> 2021/04/19 18:17、Katsuyuki Miyoshi <katsu @ miyoshi.matsuyama.ehime.jp>のメール:
> 
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> 内藤祐一郎 <naito.yuichiro @ gmail.com> writes:
>> FreeBSD 13 にアップグレードするときはブートローダの更新も忘れずにねって話ですね。
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> NAKAJI Hiroyuki <nakaji @ kankyo-u.ac.jp> writes:
>> freebsd-update の中身を未確認ですが、そこまで親切じゃなかったのね、と
>> の 学びがありました。もう少し親切だといいのになぁ… (^^;;
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私のコメントの意図としてはブートローダをアップデートするならば、
UEFI のことも忘れずにねという意味でした。

> 今回の件は 13-RELEASE も freebsd-update も何も悪くないですよね?

はい、そう思います。

> 論理的に考えても今回のリリースで何か対応が必要そうには思えませんし、
> 私もどんな事があって今回の事態に陥る事があるのか興味があったのでいろいろ
> 確認してみていますが再現には至らず、少なくとも中治さんのご記憶がハッキリ
> しない以上、freebsd-update や 13-RELEASE に対してどうこう言うのは
> お門違いだと思います。

三好さんの調査の内容についてはとても参考になりましたし、
事実関係としては仰る通りだと思います。

しかし、zfsroot でかつ古いバージョンのローダを使用している場合、
zfs upgrade で起動できなくなるリスクがあるため、
ブートローダの更新は実質的に必要な手順であると認識しています。

12.2-R のローダならばブートできたとの調査結果もありますが、
例えば zstd 圧縮のような 13.0 の新機能を有効にして、
新たに書き込みを行うと起動しない可能性が高そうだと思っています。

また、恐らく暗号化(encryption)機能についてはローダがサポートしてないため、
zfs root のファイルシステムを暗号化すると 13.0 のローダでも読み込めないと思います。

#すみません、時間がなくてこれらを実際には試していません。

-- 
内藤 祐一郎
naito.yuichiro @ gmail.com



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